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  ネーミング開発・専門会社 語案 株式会社


         

















  




01. 社名変更の注意点 (メリットとデメリットを把握する)

弊社の携わらせて頂く一番多くの業務は、変更会社名の開発とそのロゴマークの開発です。
変更会社名の開発は様々なネーミング開発の中でも、「よく言えば一番やりがいのある」、
「悪く言えば一番大変」な業務です。特に、長く使ってきた会社名の変更ほど大変です。
創業30年、50年、80年・・・そのような変更社名を考えさせて頂く機会もありますが、
一朝一夕には決まりません。何度も何度も合議しながら、お客様と一緒に逡巡を重ねながら
進めていくことになります。

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「社名変更」とは、勿論「これから先のこと」を考えての事なのですが、
当初は「未来へ通じる先進的な名前にしていきたい」という思いがあっても、
「未来も大切だが、やはり過去への感謝も忘れちゃいけない」・・・お話を重ねていく内に
だんだんとそういう想いが強くなるお客様も結構いらっしゃいます。
わかりやすい例を挙げると「鈴木工業(仮名)」という技術系の会社があるとすると、
SuzukiのSをとって「エステック」、鈴木の「鈴」を英語にして「ベルテクノ」というように、
過去への想いや感謝の心を、間接的に残していく例も多くあります。

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□ 変更する理由を明確に □□□

また「変える必然性が乏しい場合」の社名変更は違う意味での難しさを伴います。
「気分一新」ですとか、「第二創業」と位置付け社名の変更を!・・という経営者の方もおりますが、
それだけでは「変える理由」が弱すぎます。「なぜ変えるのか」を明確にしていかないと、
単なる外観・イメージだけの話になりかねませんし、途中で頓挫してしまうこともあります。
社名を変えれば、外部への印象のみではなく、社員の方々のモチベーションの向上に
つながることも確かですが、まずは「変える理由」を明確にしていくことが肝心です。

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さて、それでは逆に「変える必然性の高い理由」というのはどのようなことでしょうか。
一番顕著なのは下記に挙げるとおり「社名で困っている・損をしている」というお客様です。 
実例を挙げさせて頂くと

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■実例-1

「社名の中に「螺子(ネジ)」という漢字が含まれているが、今はネジを作ってないです。
実際はプリンターなどの特殊なシャフトを作っています。」

会社名と実際の業務とのギャップです。昔の名残で今も結構多いパタンです。
ほかに「塗装」と付いているのに実際は内装や水回り関係のリフォームが主力のお客様であったり、
「紙業」とついているのに紙業以外の多岐にわたる事業を展開されていたり・・・
そのまま使い続けられている会社様も多くあります。

■実例-2

「社名の中に「石綿(セキメン)」という漢字が含まれているんです。取引先は決まっているから、
このままでもいいんですが、今の時代、やはり・・・」

これも昔の名残で、今では水道などの配管の保温材にスチロールやグラスウールといった素材を
使っていますが、その昔は「石綿」を使っていたそうです。いつの間にかネガティブな印象に
なってしまった・・・これは、いたし方のない不運な例です。

■実例-3

「求人を出しても求職者が集まらないです。何も社名ばかりではないんでしょうが、
第一に見るのは社名とお給料・・・・求人を出しても一人も来ない。 
半導体関係の結構優れた精密部品を作っているんですが、社名が全部漢字で個人名も入っているので
昔ながらの経営をしている会社と思われてしまうんですかね?
全く違うんですが。」

このような例が人材難不足の昨今、特に都市部では増えています。
人材を集めようとしても集まらない。お客様に向いての社名変更ではなくて、求職者や社員への
訴求を重視した例です。以前、ある建築系の会社社長から、「社員が友達や親戚に勤め先を名乗る際、
堂々と胸を張って言える会社名にしてほしい」というリクエストがありましたが、
やはりそういうところを鑑みてのことのようでした。

■実例-4

「社名の中に地域名が入っています。もっとも昔は県内や関西方面の仕事が多かったのですが、
グローバル化の広がる中、日本国内はもちろん、最近はベトナム・タイとの取引も増えてきてます。
地域名が入っている必要性もないし、実際より小さい会社に見られてしまうことも・・・。」

特に昔は、地域名や個人の姓を冠にした会社様が多かったのですが、ITの進化や流通の発達、
飽和状態の国内、等の事情により商圏が大きく変わってしまった・・・これもよくある例です。
ただし、地元の特産物のみを取り扱う会社様や、地元に根づく事業を展開されたい場合は、
地名を入れてアピールしていったほうが業種によっては得策な場合もあります。

■実例-5

「名前に愛着がほしいです。先代の社長から引き継いだのですが、今の名前がどういう経緯で
付けられたのかわからない。単なる記号でしかない。もっと前向きでお客様に意味を明確に
説明できる社名にしたいです。」

逆に「愛着がほしい」という例です。会社名はもちろんのこと、会社名の由来やロゴマークも
企業にとっての大切な資産の一部ともいえます。お客様に会社名の意味を聞かれたときに、
どのような由来であろうとも、社員全員が明確に答えられることも大変重要なことです。

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□ 変更へ向かう3つのポイント □□□

まずは、ここまで述べさせて頂いてきた通り、変える必然性が十分にあるかどうかを考えます。
変えた時のメリットとデメリット、また変えなかった時のメリットとデメリットをはかりにかけて、
変更すべきか否かを検討します。

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■POINT-1・変えることを決める

「変更」という結論に達したら、まず変えることを決めてしまうことです。迷っていたら
いつまで経っても何も進みません。「変える」のであれば「変える」ということを大前提に、
どういう方向性の名前がよいかを考え、頭の中に思い描く「未来のあるべき姿」を
基本コンセプトとして一度、書き出してみると良いです。

■POINT-2・日付を決める

仕事が忙しくなると変更への機運が高まり、暇になるとしぼんでしまう・・・というお客様も
結構おります。ずるずるいかないように、半年後、一年後とか、明確な日付を設定し、
先に工程表を作っておきましょう。

■POINT-3・決め方を決める

決め方を決めるというのも大変重要な要素です。もちろん「全員一致」が一番良いのでしょうが、
会社名というものは100%のコンセンサスを得るのは難しいという前提の上に進めてください。
世代もあれば、環境もある、地域性もあれば、各々の考えもある・・・
また、ますます情報が溢れかえっていく世の中になっていくでしょうから、よくても7割一致
程度までが限界です。ですので、たとえば「社内に検討委員会を作り、その中で3案程度に絞り
取締役会で決定」するとか、「社長が決める」とか、事前に決め方自体を決めておくことも
社名変更時の重要なファクターといえます。

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以上は、これまで弊社にて取り組ませて頂いた例をもとに構成させて頂きました。
やはり感じたのは、他のお仕事と同様に、まずは確りとしたプロットを考え、工程表を引き、
段取りを成し、実行していく・・・・
シンプルかつ着実に進めていくことが大変重要なことと考えております。


語案株式会社著 (2016年一部加筆・修正)
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 00 社名研究 06 会社名の付け方 12 会社名の決め方 18 コーポレートロゴマークの評価
 01 社名変更の注意点 07 会社の名前と地域性 13 会社名で使える言語 19 コーポレートカラー
 02 創業社名の注意点 08 ネガティブ言語の実例 14 建設・技術系の社名
 03 前株と後株について 09 会社名と商標 15 ネーミングの質
 04 会社名の英語表記 10 商号のあり方 16 ヒアリングの重要性
 05 最近の会社の名前 11 アルファベットの登記 17 戦前の会社名






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